先日、NECビッグローブの社長が、ISPの経営状況がそうとう厳しいという話をされていました。
日本のブロードバンドの値段が安すぎることと、無料サービス乱立で、ISP として稼げるところがないという話でした。
自分は昔から nifty を使い続けているし、@nifty 発行のクレジットカードまで所有しているのでそれなりに貢献しているつもりですが、それでもメールサービスもブログサービスも、会員以外にも無償提供しないと他社に対抗できないという状況なのだから相当厳しい。
まだ電話回線で繋いでいた時代には、回線接続設備という付加価値があったけれど、今や家庭用ブロードバンドもモバイル回線も他事業者のを借りている状態なので、その部分でもほとんど儲けられない。
せめて固定とモバイルの両方を同じ ISP 経由で加入すれば少しは貢献できるかと思うのだけれど、例えばイーモバイルを考えると、ISP 経由で入ってもそれほどお得な感じがしないし、巷でやられているパソコンと抱き合わせ販売による値引きを見てしまうと、個人としてはなかなか厳しいというのが正直なところ。
最近はパソコンを持たずに携帯電話だけで生活している若者が増えているようですが、今後次世代モバイルが普及すると、IP レイヤだけ提供する新興事業者にごっそりとユーザを持って行かれそうな予感がします。
ユーザを繋ぎとめるキラーアプリを開発しないといけないのだけれど、期待されているテレビサービスはうまく離陸できるかどうか怪しいところです。