機種依存文字に関する話。
日頃 Windows/MacOS/Linux などを使っていて一番気になる機種依存文字は丸数字。
日本ではワープロ全盛の頃からよく利用されてきたため、今でも便利に使われているけれど、互換性のためにできれば使って欲しくない文字コードの一つです。
パソコンが普及し始めた当初、使われていた文字コードは JIS X 0208。
これには丸数字が含まれていなかったため、例えば Windows などでは独自に拡張して使えるようにしていました。
これは当然、MacOS/Linux と互換性がなく、また現在でも日本語のメールに使われる ISO-2022-JP とも互換性がないため、ファイル等を交換する際に「文字化け」現象を引き起こしていました。
日本語文字コードの JIS 規格の最新版は JIS X 0213 で、例えば Windows Vista とか MacOS X 10.5 ではこれらをサポートするフォントセットが提供されています。
でも、JIS X 2013 はあまり利用が進んでいなくて、代わりに Unicode の UTF-8 が主流になりつつあります。
UTF-8 における漢字(CJK)の扱いにはかなり問題があるのですが、ユニバーサルな視点では非常に支持されていて、現時点では多くのプラットフォームで利用可能となっています。
なので、UTF-8 に統一してしまえば、丸数字の文字化け問題は解消するはずなのですが、試しに MacOS X 用の Firefox2 の最新版で UTF-8 の Web ページを表示してみると、相変わらず文字化けするのです。
これは変だなぁと思って、試しに Firefox3 β5 で試したところ、こちらはきちんと丸数字が表示されます。
Firefox2 (or Gecko1.8)のバグでしょうね、たぶん。
まあ、Web ページでは明示的に UTF-8 の使用が宣言できるし、ブラウザもそれなりに使えますからある程度許せますが、メール本文での丸数字の使用はやめてもらいたいものです。