今月の情報処理学会会報の特集は「フォーマルメソッド」。
このテーマ、ずいぶん昔からさんざん扱われてきたけれど、いまいち使い物にならないという印象がぬぐいきれません。
実際、掲載された記事でも自虐的に「100年先にも同様な特集が組まれるかも」という記述がある通り、永遠にセオリティカルなままなのかもしれません。
実プロジェクトへの適応事例などもあって、実世界との接点を探っているようなのですが、いかんせん、実世界でのソフトウェア開発の流れの速さについて行けていない気がします。
しかし、実世界のソフトウェア開発の方も、その流れの速さを少し落ち着かせる必要がありそうです。
開発言語や開発環境の流行廃りが激しい一方、業務システムなどは一度作ったら相当の年月をメンテナンスしないといけない。長年使われていて枯れたアプリケーションなのに、メンテナンスができなくなったり、稼働環境が確保できなくなったりして、仕方なく新しいアプリケーションに移行するというケースもあります。
SaaSが流行りだした今だからこそ、ソフトウェアライフサイクルを真剣に検討するよい機会だと思います。