オンラインでチケットを販売するサイトのお話。
とある人気アーティストのライブチケットを入手しようと、チケット開始時間を正確に計りながら「申し込み」ボタンをクリックすること数分。
「サーバが混み合っています」というむなしいメッセージが表示されるばかりで、結局チケットはソールドアウトとなりました。
オンラインのチケット販売を先着順にするということ自体が問題だとは思いますが、しかしこの手のサーバ混雑問題は、いつまで経っても解決されないですね。
ただ単にユーザ数が多いサイトであれば、普通に負荷分散装置を入れて、複数台のサーバで処理すればいいのだけれど、チケット販売のように、開始時にとてつもないトラフィックピークがくるものに、通常の Web 決済方式を使おうとするのが間違っていると思います。
一時的にサーバ性能を増やすために、仮想化されたサーバや回線帯域のレンタルの仕組みを取り入れることも必要かもしれませんが、実質数分で終わるチケット販売のたびにそうした契約をやるというのも、あまり現実的ではないような気もします。
それよりも、ちゃんとしたキューを作って、簡易にチケット(この場合、チケットを購入するための電子チケット)を発行する仕組みを導入する方が、筋がよいと思います。
いずれにせよ、このチケット販売サイトの問題は、そろそろ解決しないと、購入できなかった人を必要以上に落胆させる、なさけない IT システムの代表格となってしまうことでしょう。