NGNサービスイン間近

日頃はあまり読まない日経新聞の第二部。今日は NGN の特集だったので読んでみました。
今月末から NTT東西のサービスとしてスタートする「フレッツ光ネクスト」がコンシューマから見える NGN なのだが、果たしてこれをもって声高らかに NGN 始動と言って良いものだろうか。


まず一番気になるのが、NTT 以外のネットワークとの関係。
大手の KDDI とか Yahoo! とか Usen とかもそうだけれど、地域の CATV 各社とどのように協業してゆくのかが見えてこない。
これだと、「国民皆さん NTT に乗り換えましょう」と言っているようなもので、そうなるともはや NTT は民間企業ではない。電電公社時代に戻ってしまう。
RBB TODAY の 2008/02/25 の記事によると、 一応他社との接続やコンテンツ配信のオープン性を確保すべしという条件付きで、今回の NGN サービスはスタートするようだが、特に他社との接続ルールについては未だ審議中ということで先行きが不透明だ。
もう1点気になるのは、「今までのフレッツ網と何が違うの?」という素朴な疑問だ。
料金体系もほとんど一緒で、高解像度な地デジなどを見るためには帯域保証など付加サービス分を余分に払うと言うくらいで、あまり違いは見えてこない。
IPv6 の利用にしても、もうずいぶん前からフレッツスクウェアでは利用されてきたので、目新しさもない。
などなど、NGN に関しては、多分に見切り発車的な要素が強いと思いながら、KDDI(旧TEPCO)の光回線を使っている一ユーザとして、その先行きが非常に気になるのでした。