不良セクタが出来てしまった Windows ノートの HDD を換装しました。
Knoppix などの CD ブートできる Linux に付いている dd_rescue コマンドを使えばできる、というところまでは知識として知っていたけれど、知っているということと、実際にやってみるということは、まさに雲泥の差でした。
市販されている Windows 向けパーティション操作ツールのほとんど(全部?)は、HDD に不良セクタがあるとコピーに失敗するという仕様になっています。
この不良セクタをスキップしながらハードディスクのパーティションごとコピーできるのが dd_rescue 。
CD image がある最新版の KNOPPIX 5.1.1 を使って、元のディスクは読み取り専用でマウント、新しいディスクは書き込み可能でマウントして、dd_rescue /dev/xxx /dev/yyy で OK のはず。
(1)
まずは不良セクタがある HDD を内蔵したまま、USB ケースに入れた新しい HDD に dd_rescue でコピーしてみました。。。時間がかかる。6時間くらいかかりました。
これで HDD を換装すればうまく行くかと思いきや、なんか上手く起動してくれない。
ディスクの内容を見てみると、もともと 15GB くらいしか埋まっていなかったのに、コピー先には 40GB くらいあることになっています。
(2)
これは何かおかしいと思い、もう1度別の新しい HDD に向けて dd_rescue しました。。。さらに時間がかかる。半日やっても終わらない。さらに HDD の破壊が進んでしまったみたいです。
コピーしている間、あれこれ探してみたところ、dd_rhelp というスクリプトを発見しました。これは dd_rescue で不良セクタをスキップするところを高速化するということなので、こっちでも試してみました。。。これも時間がかかるし全然終わらない。
途中でキャンセルして、試しにこの状態でブートするか試してみました。
新しい HDD が C:ドライブに割り当てられていなかったり、boot.ini の記述を直したりするのは、以前から持っていた「パーティションコマンダー11」というソフトを使いました。
。。。Windows の起動途中でブルースクリーンになってしまいます。
(3)
これは、dd_rescue でコピーすれば大丈夫というのがデマなんじゃないかと思い始めて、試しに (1) でコピーした HDD から、別の HDD に「パーティションコマンダー11」の機能を使ってコピーしてみました。すると、新しくコピーした方の HDD の方は、大本の壊れた HDD と同じくらいのファイル使用量になっていました。
このディスクで、ドライブレターの設定や boot.ini の記述を調整して、無事起動できる HDD が出来上がりました。苦節、3日ほど。
ちなみに、HDD 換装したのは Sony の VAIO PCG-Z1/P。往年の名機ですが、もう相当古いですね。でも、液晶ディスプレイがそこそこ広いので、まだまだ UMPC とかよりは使いやすい。
HDD 換装手順は、bearpaw さんのブログ「VAIO PCG-Z1/P HDD換装」を参考にしました。
非常に判りやすかったのですが、パームレストを外した後に本体とトラックパッドを繋いでいるケーブルを外す手順が書いていなかったので、パームレストを外す弾みで引っこ抜いてしまって大失敗。ケーブルを補強しているテープがはがれてしまって、またくっつけてみたのだけれど、コネクタにどうやっても正常に刺さらなくなってしまいました。
ということで、うちの VAIO PCG-Z1/P は、マウス無しには使えなくなってしまいました。