行政手続きのICカード利用是非

昨年、頑張って電子申請で確定申告をしたのに、もう方式を変更してしまうみたいです。
オンライン行政手続き、ICカードが不要に 利用者の負担軽く
せっかく整備した住基カードがまた使い道がなくなってしまう。
こんな風に、一過性の利便性向上のために、より安易な方法を取って欲しくないというのが個人的な意見です。


行政手続きを電子的にするかどうかは、確かに利便性が高い方が良いに決まっています。
でも、それじゃ何のために住基カードとかに投資したのかわけが判らないです。
今回検討されている電子証明書のような方式をとると、物理的なものではないので、単になくしたり、他のパソコンに移すときに失敗したり、それこそ第3者の手に渡ってしまったりといった危険性がどうしてもつきまといます。
また、仮に今年からすこし簡便な方式を取ったからといって、すぐに劇的に電子申請が増えるとは思えない。電子申請を便利だと思う人は昨年から IC カードを使ってでも使っているはずだし、そうじゃない人はたとえ「電子申請を使わないのはICカードが面倒だから」と回答していたとしても、今年もやはり電子申請はしないと思います。
役所の問題は、最初に電子申請の割合を目標として定めて、それが達成できないと無理をしてでもそこに近づけようとするところでしょう。
もっと腰を落ち着けて、真の電子国家にして効率をあげないと、将来にそのつけが回ってくることがおそろしいです。