7月中にリリース予定だった Movable Type 4.2 ですが、どうやらリリース延期されたようです。
「Movable Type 4.2 リリース延期のお知らせ」
これだけメジャーなツールとなってしまったので、不完全なものを出したくないというのはよくわかります。
しかし、どれほど慎重にやってもソフトウェアにバグやセキュリティホールはつきものなので、予定通りリリースしてしまった方が良かったんじゃないかと思います。
難しいのが企業ユーザに対する姿勢。
まっとうな企業であれば、新バージョンが出た後では、社内で入念なチェックをしてから実環境を移行するのだけれど、最近の企業は情報システム部門をスリム化しているので、そういうところを手抜きして新バージョンを導入してしまうケースが考えられます。
そしてクレームの矛先はソフトウェア販売企業に。
ソフトウェアがまともに動くのが当たり前という神話はとっくの昔に終わったと思うのですが、それを信じられない人もまだまだ世の中には多いというのも事実。
カタログスペックなんか信用しないで、実際に自分で動かしてみないと安心できないという技術者が、実はとても少なくなってきているのではないかと日々感じています。
ハードウェアの仮想化が進むにつれて、ソフトウェアの役割はますます重くなってきています。
ソフトウェア同士の相性なども含めて、きちんと善し悪しを見極められる技術者が増えることに期待したいところです。
しかし、IT業界全体もそうですけど、特にエンジニアは敬遠される職種のトップを走っているという実態を先に何とかしないといけないのかもしれません。