TranferJet

家電製品間の超近距離高速無線伝送技術「TransferJet」なるものが登場しました。
ソニーなど15社連携 音楽・映像、端末近づけ転送
コンソーシアムを立ち上げて、実用化を目指すようです。


TransferJet 自体は、年初にソニーが発表していたようです。
今回はコンソーシアム形式で各社が参加表明したと言うことです。
特に、松下が入っているのが大きいですね。
ソニーと松下が両方入っていれば、まず間違いがない。
技術的には、4.48GHz 帯を使って、最大 560Mbps の転送レートでファイル転送できるそうです。
問題なのは接続可能な距離とユーザインタフェースでしょう。
3センチ以内に近づけないといけないので、その転送装置にぴったりとくっつけるか、乗せるようにしないといけない。そこまで近づけるのなら、もっと高速な有線インタフェースでもいいかなと思ってしまいます。
転送レートも確かに高速ですが、802.11n が普及したら、利便性はそっちの方がよいかもしれません。
もしかしたら Bluetooth の代替を狙えるかもしれないけれど、周波数帯が微妙なので、安価なチップセットとかが出てこないかもしれないです。
ユーザインタフェースの問題はもっと深刻で、これが統一されないとネットワーク層では繋がっても、メーカ毎に異なるユーザインタフェースになって、互換性が失われる可能性が高いです。
デジタル画像が手軽に手にはいるようになった今だからこそ、こうした大容量ファイル交換方式が必要なわけですが、技術的にも市場投入タイミング的にも微妙な技術だと感じます。
ファイル転送なんだから、当然認証の話も入ってくるわけだし、それを今からコンソーシアムでやるというのはいかにも遅いというのが正直なところです。