新幹線で無線LAN

ずいぶん前から計画はありましたが、やっと実現するみたいです。
東海道新幹線のインターネット接続サービスについて
N700系の車両で、2009年3月に開始予定だそうです。


気になるインターネット接続方式は、予想通りLCX(漏洩同軸)ケーブル。
これで最大 2Mbps でるそうです。
同じく列車で無線LANサービスをやっているつくばエクスプレスは無線のハンドオーバー方式です。
つくばエクスプレスでこれができるのは、列車の速度が新幹線ほど速くないことと、トンネルが少ない(ほとんど無い?)からです。
新幹線ほどの速さになると、ハンドオーバー処理をしているうちに次の基地局に移ってしまうので、普通の無線LAN方式でのハンドオーバーは原理的に難しい。
あと、トンネルも長いと、その中に基地局を作らないといけないので、設置・保守が大変です。
列車の無線LANサービスは、2002年のサッカーWカップに合わせて行われた成田エクスプレスでの実証実験が原点でしょう。同時期に小田急ロマンスカーでも実験をやっていましたが、成田エクスプレスは走行速度もそこそこ速いので、当時は技術的にとても難しかった。
インターネット接続は FOMA を使いましたが、やはりハンドオーバーが頻繁に起こって、安定した接続を維持するのが大変でした。
しかし時代は移り変わって、近いうちに WiMAX や 3.9G が普及してくるでしょう。
そうなれば、普通の移動体は大体そっちでカバーできるようになるので、列車だからといって特別に意識することは無くなるでしょう。
ただし、そうなっても残されるのはトンネルや地下を通る地下鉄。基本的には電波が届かないところなので、相変わらず漏洩同軸ケーブル方式が使われ続けることになるかもしれません。