連絡が取れない歴史的PIアドレス

JPNIC から「連絡が取れない歴史的PIアドレスの割当先一覧公開のお知らせ」が出ていました。
一覧を見てみると、昔は小さな組織にも簡単にアドレスを配っていたんだなぁと思いました。


歴史的PIアドレスについては、JPNIC のページに解説がありますが、要はJPNICができる前に ISP(当時はそういう概念すらなかった)を介さずに配られた IPv4 アドレスですね。
まだ CIDR が導入される前なので、アドレスブロックは「クラスA」「クラスB」「クラスC」のいずれか。そこそこの規模の組織であれば簡単に「クラスB」が取れたのですから、アドレスの枯渇なんて夢にも思わなかったでしょう。
その当時は、会社の LAN の中でも当然のようにグローバルアドレスを使っていましたから、IP マスカレードとか NAT とかが出てきたときにはその仕組みに感心したものです。
歴史的PIアドレス→無駄に大量に配られてしまった→回収すればアドレス枯渇問題を先延ばしにできる、、、という話もあるのですが、それはあくまで短期的な対策に過ぎないでしょう。今月末からサービスインする NGN のように、もうそろそろ IPv6 にシフトしても良い時期だと思います。